「数ヶ月ぶりにXMにログインしたら口座残高がなくなっていた」もしくは「XMのマイページにログインできなくなっている」という場合、休眠口座もしくは口座凍結されてしまった可能性があります。
XMは口座開設後、一定期間取引および入金履歴がないアカウントの口座は休眠口座となり、ボーナスやXMポイントはすべて消滅、さらに口座維持手数料が発生します。
口座維持手数料は口座残高から自動で引き落とされるため、そのまま放置し続けると口座残高はゼロになり、やがて口座凍結されてしまいます。
本記事では、XMの口座が口座凍結や休眠口座になってしまう原因・ペナルティ・解除方法について解説します。
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XMの口座凍結と休眠口座の違い
XMの「口座凍結」と「休眠口座」はそれぞれ異なる扱いになります。
まず、一定期間取引および入金がない状態が続くと休眠口座となり、その後に口座凍結される流れです。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
(1)口座凍結の特徴
口座凍結はXMアカウントの強制解約です。
口座凍結されると、XMで取引ができなくなるだけでなく、XMのマイページにもログインすることができなくなります。
そのため、再開を希望する場合は新規でアカウントを再登録する必要があります。
ただし、XMが禁止事項として定める不正取引が原因で口座凍結された場合は、再度アカウント登録することができなくなる可能性があります。
(2)休眠口座の特徴
90日間取引および入出がない状態が続いた場合、休眠口座になります。
休眠口座になると月額5ドル（500円相当）の口座維持手数料が口座残高から自動で引き落とされます。
この時、XMから事前アナウンスはありません。
なお、休眠口座になってもXMのアカウントは有効なので、取引を再開、もしくは入金手続きをすることで休眠口座を解除することが可能です。
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XMで口座凍結される原因・ペナルティ・解除方法
XMの口座凍結に関して、以下の3つを解説します。
- 口座凍結される原因
- 口座凍結のペナルティ
- 口座凍結の解除方法
では、1つずつ見てみましょう。
(1)口座凍結される原因
XMで口座凍結される原因は2つあります。
- 休眠口座状態で口座残高がゼロになった
- 不正取引が発覚した
休眠口座になると月額5ドル（500円相当）の口座維持手数料が口座残高から自動的に引き落としされ始めます。
その後、口座残高がゼロになり口座維持手数料が引き落としできなくなってから3ヵ月が経過すると口座凍結されてしまいます。
つまり、休眠口座になった後に口座凍結されるまでに、最低3ヵ月は猶予期間があります。
一方、不正取引が発覚した場合は、即刻口座凍結されてしまうためご注意ください。
不正取引とは、XMの禁止事項・利用規約に違反する取引のことを指します。
具体的には、以下の取引が不正取引に該当します。
- XM内の複数口座を利用した両建て取引
- 他社口座を利用した両建て取引
- 週明けの窓埋めのみを狙った取引
- 複数人のグループ・サロンで行う両建て取引
- 経済指標発表時のみを狙った取引
- 同一通貨の価格差を狙ったアービトラージ
- 接続遅延やレートエラー時の取引
上記の不正取引が発覚した場合は、取引で得た利益の没収され、口座凍結される可能性があるためご注意ください。
特に、XM内の複数口座を開設している人、または複数のFX会社を利用して取引している人は両建て取引にご注意ください。
XMは1アカウントにつき最大8口座まで開設・運用することができるため、知らず知らずのうちに複数口座間での両建て取引をしてしまう可能性があります。
また、ゼロカットシステムを悪用した経済指標発表時のハイレバトレードにもご注意ください。
ボラティリティが大きくなる経済指標発表時は、ハイレバトレードによって少額資金で大きな利益を狙うことが可能な相場が発生する傾向があります。
ただし、ゼロカットシステムを採用している海外FXでは、経済指標発表時のボラティリティを狙ったギャンブルトレードは不正取引と見なされるリスクがあるため控えた方が良いでしょう。
稼ぎ過ぎると口座凍結される?
ちなみに、「稼ぎ過ぎると口座凍結される」という噂をネット上で見かけることがありますが、まったく信ぴょう性がない情報です。
私たちが取引する際のスプレッド、もしくは取引手数料がXMの利益になるため、顧客が稼ぎ過ぎたとしてもXMが損害を被ることはなく、むしろXM側にとっても嬉しいことです。
つまり、稼いでくれるアカウントを口座凍結するメリットがXM側にないため、安心して取引を続けてください。
(2)口座凍結のペナルティ
口座凍結されると、XMアカウントが強制解約されます。
口座維持手数料の引落不可で口座凍結された場合は特にペナルティはないため、新規でアカウントを登録すれば再度XMで取引を再開することができます。
ただし、不正取引が原因で口座凍結された場合は、口座残高、ボーナス、さらに不正取引で得た利益が没収されるなどのペナルティが発生します。
さらに、アカウントの再登録ができず、2度とXMで取引ができなくなる可能性があるためご注意ください。
(3)口座凍結の解除方法
残念ながら、口座凍結を解除する方法はありません。
ただし、口座維持手数料の引落不可で口座凍結された場合は、アカウントを再登録することで再びXMの口座を開設することができます。
一方、不正取引が原因で口座凍結されてしまった場合は、2度とXMのアカウントを登録することが出来なくなる可能性があるためご注意ください。
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XMで休眠口座になる原因・ペナルティ・解除方法
XMでは、一定期間取引および入金がない状態が続いた場合、休眠口座扱いになります。
XMの休眠口座に関して、以下の3つを解説します。
- 休眠口座になる原因
- 休眠口座のペナルティ
- 休眠口座の解除方法
では、1つずつ見てみましょう。
(1)休眠口座になる原因
XMの口座は90日間取引および入出がないと休眠口座になります。
ただし、保有中のポジションが1つでもあれば、新規取引がない状態が90日間続いても休眠口座にはなりません。
なお、XMの休眠口座はアカウント単位で実行されます。
つまり、複数口座を開設している場合、いずれかの口座で90日以内の取引履歴もしくは入金履歴があれば、その他の口座を90日以上放置していても休眠口座にはなりません。
(2)休眠口座のペナルティ
休眠口座になると、保有中のボーナス（クレジット）およびロイヤルティプログラムのXMポイントはすべて消滅し、口座維持手数料として月額5ドル（500円相当）が口座残高から自動で引き落としされます。
なお、口座維持手数料の引き落としは事前連絡なく実行されます。
そして口座維持手数料の引落は口座残高がゼロになる、もしくは取引を再開するまで続きます。
その後、口座残高がゼロになり口座維持手数料が引き落とせなくなったタイミングで口座凍結され、XMアカウントが強制解約されます。
(3)休眠口座の解除方法
休眠口座になってもこれまで通り口座にログインすることができるため、新規取引を再開する、もしくは入金手続きをすることで休眠口座を解除することができます。
ただし、休眠口座を解除しても消滅したボーナスは戻ってきません。
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口座凍結された時の注意点
XMの口座凍結に関して、以下の３つの注意点について解説します。
- 同じID・メールアドレスでアカウントを再発行する
- 確定申告のための取引レポートを申請する
- 不正取引で得た利益は出金できない
それぞれの注意点について見てみましょう。
(1)同じID・メールアドレスでアカウントを再発行する
口座維持手数料の引き落とし不可で口座凍結された場合は、アカウント登録をすることで再度XMを利用することが可能です。
ただし、アカウントを再申請する際は、口座凍結前と同じID・メールアドレスで再登録しなければいけません。
これは新規口座開設ボーナスの2重受け取りを防ぐためです。
なお、口座開設ボーナスは1度しか受け取ることができませんが、入金ボーナスは2度目のアカウント登録後でも、口座凍結前のアカウントで受け取った入金ボーナスと通算した額が上限額に達するまで受け取ることが可能です。
(2)確定申告のための取引レポートを申請する
口座凍結されてしまうと、XMにログインできなくなってしまうため、過去の取引履歴を確認することができなくなります。
海外取引で得た利益は雑所得の総合課税に区分されるため、他の所得と合算して確定申告することが義務付けられています。
そのため、口座凍結されて過去の取引履歴が確認出来なくなった場合は、XMのサポートに連絡して過去の取引レポートを申請すれば、メール添付で受け取ることができます。
ただし、XMを含む海外FXは損失繰越ができないため、通算利益がマイナスになっていることが明らかな場合は確定申告の必要はありません。
(3)不正取引で得た利益は出金できない
XMが定める禁止事項に該当する不正取引が発覚した場合、即刻口座凍結され、口座残高は没収されます。
この時、XMのサポートに連絡すれば入金額相当分は出金可能ですが、不正取引で得た利益は出金することができません。
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まとめ
XMの口座は90日間取引および入金がない場合、休眠口座となりボーナスおよびロイヤルティプログラムのXＭポイントがすべて消滅し、月額5ドル（500円相当）の口座維持手数料が口座残高から自動で引き落としされます。
その後、口座残高がゼロになり、口座維持手数料が引き落とせない状態が3ヵ月間続くと口座凍結され、XＭアカウントが強制解約されます。
利用頻度が低い口座は休眠口座になる前に全額出金して解約しておくか、ボーナスが残っている場合は低ロットでポジションを保有して休眠口座にならないような対策をしておくことをおすすめします。ただし、XMの禁止事項に該当する不正取引が発覚した場合は、即刻口座凍結される可能性があるためご注意ください。
もし、これからXMで取引を始める方は口座凍結されないように本記事を参考にしてみてください。
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